月別アーカイブ: 2014年11月

パン屋さんに併設されているカフェで、パンやドリンクの販売

パン屋さんに併設されているカフェでのパン屋ドリンクの販売で面白かったのは、まず、パンの袋詰め。
パンによって、ビニールに入れたり紙袋に入れたり、生クリームが付いているパンはクリームが袋に付かないように、シートを被せたり、袋詰めには色々な手順がある。
柔らかいパンは特に気をつかう。
カフェなので、お客様の注文の中には、『このパンは持ち帰り、このパンはカフェで食べるから温めて、このパンは切り分けて』など細かい人もいる。
最初はなかなかスムーズにできないが、慣れてくるとその要求に的確に対応できるようになり、仕事が面白く感じるようになった。
次に面白かったのは、パン屋さんで休憩時に色々なパンを食べること。アルバイトは2割引でパンを買って食べることができた。
そして新作の試食もあった。
そのパン屋さんでは期間限定のパンや、新メニューを定期的に出しているので、それをアルバイトにも時々試食させてくれた。
パン好きの私にとっては、夢のような環境だった。
また、バイトのシフトで閉店時までのときは余ったパンを持ち帰ることができた。
閉店時間には売れ残りそうなパンを見定めるのは面白かった。お客様が来ても『売れないで!』と思ってしまう。
お金の無い貧乏学生には有難かった。
他の飲食店でも賄いがあったりするけれど持ち帰ることはあまり無い。
パンは持ち帰り出来るし、持ち帰ったら冷凍しておけば保存できるので、たくさん持ち帰っても無駄にならない。
お陰で太ってしまったけれど、総合的にみて色々な意味で美味しい仕事だった。

焼きそばのテキ屋

私が22歳の時だった。

もともと料理がそこそこに得意だった私に、知人から「夏のシーズン限定で焼きそばのテキ屋の仕事の手伝いをやらない?」と話しをいただいた。

どんな人が働いているか考えてみると、あまり乗り気になれなかったけど、「今しか出来ないな」と思い働かせて頂く事にした。

お祭りや花火があると、その会場に行きひたすら大きい鉄板と向き合う。そんな仕事だった。

10年近く前の出来事なので、思い出しながら書いています。
暑くなった鉄板に豚肉を広げて、焼けてきたら端の方によけておく。
野菜を鉄板の半分位を使って、大きいヘラで焼いていく。
水は使わず、麺を残りの半分の鉄板に広げて、その上に炒めた野菜を乗せて麺を蒸らす。
最後に全てを混ぜて、焼きそばの粉末を混ぜる。

普通に生きてきた私には、新鮮で初日からのめり込んだ。

私と一緒に働く人は10個上の32歳。

見た目は少し恐いが、とても優しく親切に仕事を教えてくれた。

夏の暑さに加えて人口密度の高い場所で、一枚の鉄板と向き合うのは体力を使う。
体力にはそこそこに自身があった私だが、お祭りならではの活気と暑さで「少ししんどいな」と思っている時に、先輩はビールを黙って渡してくれた。

カラカラに乾いた喉に流し込むビールはとてもおいしかった。

何日か連続しておんなじ場所で焼きそばを作る時は、買いにきてくれたお客さんが私の事を覚えていてくれた。

いつも買う側の立場だった私が、作った焼きそばをパックに詰め込んで売る。
作る人の気持ちが少し解った気がした。

あの日以来、家で焼きそばを作るたびに、このテキ屋の仕事の事を思い出す。

ひたすらたこ焼きを焼くだけ

初めてたこ焼き屋さんでバイトすることになったのは、たまたま通りかかったたこ焼き屋さんの主人に声をかけられたことです。
たこ焼き屋さんはで店で、いわゆるテキ屋さんでした。
当時中学生だった私は親の許可も得ることなく、その日からバイトを始めました。
バイト代は基本時給700円でしたが、その日の売上によって多くなったり少なくなったりしました。
普段は決まった位置での営業でしたが、夏祭りや盆踊りの季節になると、会場まで出向き、営業をしていました。
で、何が楽しかったかというと、仕事をしながらナンパできることです。
もちろん仕事はちゃんとしなければいけませんが、気に入った女の人を見つけると、特別サービスしたり、電話番号の交換したり、仕事が終わってから会ったりしました。
テキ屋さんの主人もそれには特に口出しすることもなく、自由に遊ばせてくれましたし、バイトが終わってから会う約束をした時には、少しバイト代を弾んでくれました。
バイト自体はお昼すぎからだらだらと用意をし、祭りや盆踊りが始まる頃になるとボチボチ始めるスタイルで、特にストレスが溜まるようなことはありませんでした。
ホント自由にさせてもらい、今では考えられないほど自由で、年の割にバイト代を持っていましたのでかなり遊んでいました。
親の許可はバイトを始めてから1ヶ月ほど立ってから受けました。
テキ屋さんとはいえ、ちゃんとした組織になっており、敵対する関係のグループはいませんでした。
テキ屋さんの親方もとてもいい人で、時にはバイト代以外にもお小遣いをくれることもありました。
社会人となって、こんなに自由で面白くて楽しい仕事は見当たりません。
最初で最後の楽しくて稼げる仕事でした。

コンサート会場の守衛スタッフ

人気アーティストの証ともいえる、全国ドームツアーの守衛スタッフをやりました。
アーティストのライブはそれまで数回しか行ったことがことがなかったのですが、いけなかった理由が、チケットが取れない・・・というものだったので、行きたくても行けない、という状況が続いていました。そのため、そのお仕事の話を聞いたとき、ライブを見れる!しかもタダで!!しかもしかもお給料までもらえる?!という大興奮のもと、1日だけですが、守衛スタッフのお仕事をしてきました。
私が守衛スタッフとして参加したのは、当時人気絶頂だった『GLAY』です。もちろん知っている歌もたくさんあるし、あわよくば、本人たちに間近で会えるのではないかと興奮さめやらぬまま当日をむかえました。
当日、ライブ開始の6時間ほど前に現地に集合し、説明をうけました。事前に体験した方からお話は聞いていましたが、カメラを向けているお客様はいないか、不正行為をしているお客様はいなか等をチェックするため、ステージには背を向けて立っていなければならないとのこと。このときは、まぁ音は聞こえてくるし、お給料ももらえるし、そりゃそうだよなぁという感じで、本番の時間が近づいてきました。
本番1時間前くらいに、自分の配置場所に移動してみると、二階席ではあるもの、何とまぁ皆様の死角になるような、絶好のポジション!最初は、指示どおりステージに背を向けて立っていましたが、そこはみんなからの死角。少しくらい・・・と思い、最初はチラチラ振り返っていたのですが、会場は暗いのでどんどん大胆になり、最後には、立ち見の客と化していました。(もちろん、拍手したり手を振ったりはしていません)
たった一回きりの体験でしたが、大変楽しいアルバイトでした。そして、その後、『GLAY』の大ファンになったことはいうまでもありません。